50代〜の肌の特徴

年をとると体の様々な器官が衰えるのと同じに肌も衰えてきます。発汗が少なくなったり、皮脂の分泌が減少したりします。また、角質細胞間脂質も減ってくるので肌が乾燥しやすくなります。この年代には特有の乾燥肌がありその症状から2つに分類されています。
1つは「老人性乾皮症」と言います。加齢により保湿成分が減少したことで肌の乾燥がおこり、特に空気が乾燥する冬場に起こりやすい皮膚疾患です。広範囲がかゆいのが特徴ですね。疾患とはなっていますが、加齢による保湿不足は誰にでも起こることなので決して珍しいものではありません。

もう1つが「老人性皮膚掻痒症」です。皮脂の分泌が著しく減少したために皮膚のバリアが崩壊してかゆくなる症状です。老人性乾皮症は全身的に症状が現れますが、老人性皮膚掻痒症は全身に症状が出るのではなく、特定の箇所がとてもかゆくなるのが特徴です。足のももからすねにかけて症状が出ることが多いです。たまに背中やお腹に出る場合もあるようです。かゆみのために掻き続けていると、掻いた部分の皮膚バリアも壊れてしまいどんどん広がってしまいます。かゆみのためのなかなか寝れずに不眠症になってしまうケースもあるようです。

この2つの症状がこの世代の乾燥肌の特徴です。